5月6日、今日からゴールデンウィーク明けの人も多いのではないでしょうか?
私は、今日からシルバーウィーク3日間の短い休みです。ゴールデンウィークは本業にがんばりました。
それにしても、今一人気が出ない?この86ですが、めちゃんこ面白いじゃないですか・・・。
つながりかけた絆が、些細な出来事で一瞬にして崩壊することはよくあることです。
今回は、チーム一員の死と重い出来事ですが、今後主要メンバーの一人ひとりの過去があかされていきそうですね。
ということで、それでは、86(エイティシックス)4話の感想と無料動画をお楽しみください!
86(エイティシックス) 4話 「本当の名前を」 感想

セオは仲間の死により今まで腹の底にためてきた鬱憤をついにレーナに対して、怒りと共に爆発させる。
それは、指揮官と隊員達との隔たりが露になる出来事であった。
言った後でも後悔しながらも、怒りが消えないセオ。とくに猫の絵を描こうとして、怒った狐の絵になってしまうところなんて、自分の内面を描いているようだ。
本当の名前すら知らない、本当の名前を聞こうとすらしないレーナに対して、過去の隊長とのギャップが大きすぎるのかもしれない。
隊長がレーナに対して同じことを言うかをアンダーテイカーにきいたところ、隊長は同じことを言わないと思う。そして、それはセオ自身も同じように言わないと思っていることを問い詰められて、なにも言い返せなくなるセオだが・・・。

レーナにとってアネットはこちらの世界で唯一心を許せる親友だけど、その二人の意見は、エイティシックスに対しては、真っ向から反対する。
アネットから、過去にももっと距離を置くようにといわれたり、名前なんて聞く必要もないと今回も言われているが、それに対して、頑固反対するレーナ。
自分で自分を許すことができないレーナだけど、きっとプリンは大好きなんだろうな。そしてエイティシックスの住民はきっとプリンの存在なんてしらないのではないだろうか?
そもそも、髪の色、目の色が違うだけで差別するっていうのは、特に今の私たちの世界ではタブーになっているが、私が子供のころは、ニガーとかイエローモンキーとか度々聞いたことがあるようなきがする。
はっきり言えば、レーナの判断が正しいのか?それともアネットの判断が正しいのか?これは実は正解はない。
私も日本人であることで良かった。という感情はある。
ただ、これがたとえば白色人種の世界に突然住むことを余儀なくされた場合、どう変わるのかは否定できない。
結局は自分の思いは、周りの環境によって左右されてしまう。
そこまで自分のアイデンティティを保持することは、ストイックにならない限り無理なのだろう。

親友からもそして叔父である上官からも自分の理想はかなわないと否定されてしまったレーナ。
それでもレーナは自分の気持ちを抑えきれずに、アンダーテイカーに連絡する。
人を駒として扱うことなどできない。そこだけは否定することができない。
たとえ、父親が偽善的と呼ばれようと、父の意思が根底にあって、それは何者にもレーナを屈服させることができないのだ。
アンダーテイカーにも否定されそうにながら、必死に自分の意見を述べるレーナ。
その思いが届いたのか、一息ついてから、アンダーテイカーは全員の名前を話し出す。
アンダーテイカーいい奴だわ!!ここらへんのやりとりはホッとする。そしてそれを一生懸命に自分のノートに書き出すレーナもなんかいい。。。
そして、今回秀逸なのが、エンディングテーマの流れ方。ちょっとウルッときてしまいました(笑)
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